こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
国立極地研究所では、
新型コロナウィルスの感染と拡散のリスクを低減するため、
原則として在宅勤務と入構制限の方針を継続しています。
南極・北極科学館も休館中です。再開まで、もうしばらくお待ちください。
https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20200602-2.html
早いもので、11月も半ばですね。
11月に入ると、南極地域観測隊の出発まで、カウントダウンが始まります。
今年度は、観測隊員を乗せた南極観測船「しらせ」は11月20日に日本を出発し、
まっすぐに昭和基地に向かいます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
60年以上にわたって続けられている日本の南極観測。
第1次南極観測隊を乗せた観測船「宗谷」が日本を出発したのは、64年前です。
1956年11月8日のことでした。
そして1957年1月29日、永田武(ながた たけし)隊長 以下全員が
そろってオングル島に上陸し、
その地に「昭和基地」を開設することを決定したのです。
第1次隊で南極に行ったのは、観測隊員と宗谷の乗組員…だけではありません。
永田武隊長の名前をとって名付けられた三毛猫のたけし、
タロ・ジロをはじめとするカラフト犬、
空気のチェック係りのカナリアも
一緒に南極に行っているのです。
※現在は、南極に動物を連れて行くことは禁止されています。
南極観測のはじまり、そして、南極に行った動物たちについては、現在、
南極・北極科学館HP「おうちで極地」の「企画展示をのぞき見」の中の
「南極猫たけしと仲間たち」で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
極地研アーカイブ室のページでも、歴史的な資料がご覧になれますよ!
もう一つ、「おうちで極地」の中の連載企画をご紹介!
「南極観測隊経験者にインタビュー」の第6回が、先日公開されました!
テーマは前回に引き続き「南極に行く前後で変わったこと」です。
このテーマには多くの回答をいただいたため、2回にわたってお送りしています。
特殊な環境である南極での活動を通して、
観測隊員にどんな変化があったのでしょうか?
気持ちの変化?
帰国後の環境の変化?
意外な物への愛…?!
同じテーマでも、回答は本当に人それぞれ。
興味深い内容になっていますので、こちらもぜひご覧ください!