こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日から2月

今年はうるう年なので、2月はいつもより1日多い29日まであります。
なんだか少し特別な感じ

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立川の空はよく晴れて暖かな日差しが降り注いでいますが、
昨日に引き続いてやや風があり、この時期らしい肌寒さです。



さて、極地研HP「南極観測」のページで連載の61次観測隊ブログ
海洋観測の話題でたびたび出てくる言葉、ナンキョクオキアミについて知っていますか?

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エビに似た外見ですね。でもエビとは別物。


巨大な群れを作って南極海を群泳する、小さな生き物です。

オキアミといえば釣りエサでおなじみですが、80種類以上もいるオキアミの仲間のうち
最も大型なのがナンキョクオキアミ。

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南極海に生息する鳥類や鯨類など
様々な海洋動物がナンキョクオキアミを食べて生きていて、
この小さな生き物は、南極海の生態系に大きく関わる大切な存在なのです。

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夏の間は、海面近くで活発に植物プランクトンを食べ、
植物プランクトンが少なくなる冬の間は、海底へ移動して春を待ちます。
なんと、数ヶ月間なにも食べなくても、
自分の体を小さくして生き延びることができるそうですよ


こちらの標本は、ナンキョクオキアミに青い色をつけて樹脂で固めた樹脂標本です。

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上が成体オス。
下が成体メス。

オスとメスで見た目に違いがあるなんて知らなかった~


南極・北極科学館では、標本や解説文で
ナンキョクオキアミについてご紹介しています

ご来館の際は、ぜひご覧ください。



【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:-1.9℃
風向・風速:東0.8m/s
日の出:2:42
日の入:22:27

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:8.0℃