こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今朝も真夏のような日差しが降り注ぐ科学館
連続真夏日にまだ6月という事を忘れてしまいそうです。
こんなときはどこでもドアで南極に涼みに行きたい…
乾燥した南極の冷たい空気がエアコンからでてこないかしら…
と、色々と妄想しながら乗り切りたいと思います。

さて、今日は南極の海に住む生き物のお話です。
冬、南極の海は海氷に覆われ、気温マイナス40℃を超す
寒さの厳しい雪と氷の世界です。
一方、氷の下の海水はマイナス1.8℃と
温度は1年中ほぼ一定で、海氷上に比べて穏やかな環境です。

砂地の海底にはウニ、クモヒトデ、ウミグモ、伸ばすと1m程にもなる
ヒモムシなどが見られます。

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△ウニの一種

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△ヒモムシの一種

そして、魚たちもいます

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△ボウズハゲギス (うそみたいな本当の名前)

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△コオリウオの一種 (ヘモグロビンがなく、血が白いのが特徴!)

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△ナンキョクダルマハダカ (こちらもパンチの効いたお名前…)


他にも、南極海からは320種を超える魚類が
報告されているそうです!スギョイ!

科学館では、実際に南極で魚を釣っている映像もご覧頂けます。
涼しい館内で極地の自然にたっぷりと触れにいらしてください



【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:ふぶき
気温:-11.4℃
風向・風速:北東22.2m/s

★極夜30日目

【東京都立川市】午前10時 
天気:晴れ
気温:29.8℃