こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

国立極地研究所では、
新型コロナウィルスの感染と拡散のリスクを低減するため、
原則として在宅勤務と入構制限の方針を継続しています。
https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20200602-2.html

皆さまの健康と安全および
今年度の南極観測隊員を無事に送り出すことを優先し、
南極・北極科学館も臨時休館しています。
ご理解とご協力をお願いいたします。

早いもので、8月ももう後半戦。
連日の猛暑で、元気がなくなっている方も
いらっしゃるかもしれませんね。

そんな皆さんに、涼しくなれるコンテンツをご用意しました!
雪と氷をテーマにした、一昨年2018年の夏の企画展示
「雪と氷の大ぼうけん~雪と氷のひみつ~」の一部を、
現在特別にウェブ公開しています。

https://www.nipr.ac.jp/science-museum/special/ouchi/kikaku2018SMMR/

そもそも雪って?氷ってなに?という「雪と氷」の基本から、
海の氷と陸の氷の違い、南極の氷と北極の氷について、
そして極地研で行っている雪と氷の研究…などなど
もりだくさんの内容となっています!

雪と氷について学ぼう!

自由研究にぴったり!?
これを読めば、雪と氷博士になれるかも!

研究者にインタビュー 

極地研の雪と氷の研究者にインタビューしました。
「雪と氷」と一口に言っても、研究内容はさまざま。
今回掲載しているのは4人のみですが、もっとたくさんの研究者がいるんですよ。

興味がある方は、極地研HPの「研究所案内」もご覧ください。
https://www.nipr.ac.jp/outline/index.html

氷の薄片 

氷を薄くスライス(薄片)して、「偏光顕微鏡」で見た画像です。
偏光顕微鏡で重要なのは、2枚の「偏光板」です。
偏光板とは、さまざまな方向に進む光の中から、一定方向に進む光だけを通す
フィルターの役目をするもので、サングラスなどにも使われています。


同じ「氷」でも、偏光顕微鏡を通すと、見え方が違うのがおもしろいですね。
2018年の企画展示の際は、この画像を印刷し、
週替わりで来館者の皆さんに配布していました。
文庫本のカバー等にするとおしゃれですよ。ぜひ印刷して使ってみてください。

氷ではなく、隕石・岩石の薄片画像も別ページで紹介していますので、
興味のある方はこちらもぜひ↓
https://www.nipr.ac.jp/science-museum/microscope/

2018年夏の館内の様子

夏休み期間中の企画展示ということもあり、たくさんのイベントを開催しました。
中でも、週2回のペースで開催した「氷釣り」体験は、
多くの方にご参加いただきましたよ!

毎回たくさんの氷を用意し、
とけた氷が展示室を濡らさないようブルーシートを張り…
準備がなかなか大変でしたが、
たくさんの方に楽しんでいただけて良かったです。

今回、氷釣りのやり方もご紹介していますので、
ご自宅で試していただけるとうれしいです!

いつもは南極・北極科学館に来ないと見ることができない企画展示を、
ぜひこの機会にお楽しみください!

https://www.nipr.ac.jp/science-museum/special/ouchi/kikaku2018SMMR/