こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

国立極地研究所では、
新型コロナウィルスの感染と拡散のリスクを低減するため、
原則として在宅勤務と入構制限の方針を継続しています。
南極・北極科学館は12月4日(金)より再開しましたが、
当面オンラインからの予約制で、毎週金曜日のみ開館いたします。
なお、時間帯や人数、ご覧になれる展示に制限を設けております。
詳しくは、科学館HP「ご来館の皆様へ」をご覧ください。

1月14日は「愛と希望と勇気の日」です!!
またの名は、「タロとジロの日」。


1958年2月、やむを得ない事情があり、15頭のカラフト犬が
南極・昭和基地に置き去りにされました。

そりを曳くカラフト犬たち

カラフト犬たちの生存は絶望的かと思われていましたが、
約1年後の1959年1月14日、兄弟犬のタロとジロの姿が
第3次南極地域観測隊によって確認されたのです!

タロ(左)とジロ(中央) ※右は第3次隊で連れて行った子犬のミヤ

タロ・ジロ生存のニュースは、世界を愛と希望と勇気の感動で包みました。
この出来事を後世に残そうと、映画「南極物語」が制作され、
この記念日も制定されたそうです。

極地研の敷地内にあるカラフト犬15頭のブロンズ像

現在、南極・北極科学館で開催中&
おうちで極地」の「企画展示をのぞき見」でウェブ公開中の
南極猫たけしと仲間たち~南極観測隊と動物たちⅢ~」では、
なぜカラフト犬たちは置き去りにされたのか、
どんなカラフト犬がいたのか、
タロ・ジロのその後…などなど
詳しくご紹介していますよ!

また、カラフト犬たちと共に南極に行き、
無事に帰国した猫のたけしについてもぜひお楽しみください!