こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
今日は青空がとてもきれい
お散歩日和のためか、館内はにぎわっています。
遠足シーズン突入ですね!
さてさて、研究成果のお知らせです!
「江戸時代のオーロラ絵図と日記から明らかになった史上最大の磁気嵐」
極地研究所の片岡龍峰准教授と国文学研究資料館の岩橋清美特任准教授は、
江戸時代の古典籍に残る記録から、明和7年7月28日(1770年9月17日)に
史上最大の磁気嵐が発生していたことを明らかにしました。
大きな磁気嵐のときには、極域のオーロラが活発になるだけでなく、
低緯度の地域でもオーロラが見られることがあります。
古典籍『星解』には、山から放射状に吹き出すような形のオーロラの絵が描かれており、
説明文に「北にある若狭の国で火事が起こったのではないか」と記載されていることから、
京都から見えたオーロラを描いた絵図だと考えられているそうです。
岩橋特任准教授は、京都市伏見区の東丸神社に所蔵されている東羽倉家の日記を調査する過程で、
『星解』に描かれたオーロラと同日のオーロラの記述を発見。
そして、片岡准教授は、東羽倉家の日記の記述をもとに、京都からのオーロラの見え方を計算し、
その形を再現しました。
その結果・・・
詳しくは、ぜひこちらをご覧ください!
↓↓↓
http://www.nipr.ac.jp/info/notice/20170920.html
こちらは赤いオーロラの写真。
こんなに空が真っ赤だと、なんだか怖いですね。
江戸時代に京都で見えたのも、このようなオーロラだったのでしょうか?
ところで、明日はサイエンスカフェを開催します!
http://www.nipr.ac.jp/science-museum/event.html#cafe
18:30開始(受付開始は18:00)です。ぜひお越しください
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
※天気のデータなし
日の出:6:12
日の入:18:19
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:24℃