こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
関東も昨日(6/6)から梅雨入りし
じめじめとした空気が体をまといますね。
日本から14,000km離れた南極でも
雨は降るのでしょうか?
意外に思われるかもしれませんが、南極で雨が降ることは
めったにありません。気温が低く乾燥しているので、雪の量も多くありません。
内陸の方では1年間に雨(雪)が30㎜程しか降らない地域が広がっています。
この量はサハラ砂漠よりも少ないので「氷の砂漠(白い砂漠)」と
よばれることもあるのです。
こちらは「サスツルギ」とよばれるものです。
氷床上に積もった雪が風によって削られ、砂漠の表面のような
不思議な模様をつくります。
不思議な雪と氷の世界
今年の夏、科学館の企画展示では
「雪と氷のだいぼうけん〜雪と氷のひみつ〜」を開催予定!
「雪はどうやってできるの?」「南極の氷を調べるとなにがわかるの?」
といった疑問を解明します
常設展示でも、極地の雪と氷の研究について詳しく解説しています。
ぜひ、お越し下さい♪
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもりのち雪
気温:-12.4℃
風向・風速:北東6.5m/s
★極夜8日目
【東京都立川市】午前10時
天気:くもり
気温:21.4℃