おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

今日・明日は天候の崩れるところが多いようですが
雨で乾いた空気がしっとりすると、お肌にとっては嬉しいですね。

天候が不安定な最近ですが、4月にはこんな記念日があるというのはご存知でしたでしょうか?

1961年4月12日、世界初の有人宇宙衛星線・旧ソ連のボストーク1号が打ち上げに成功しました。
搭乗したガガーリンが宇宙から地球を見て言った「地球は青かった」という言葉は有名ですね。
この日を記念して、毎年4月12日は「世界宇宙飛行の日」と定められています。

先日、アニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」とのコラボイベントを
開催した極地研ですが、このアニメタイトルの由来となったのは
元宇宙飛行士の毛利衛さんが2007年、南極の昭和基地へ行った時に
「宇宙には数分でたどり着けますが、昭和基地には何日もかかるのですね。宇宙よりも遠いですね。」
と言ったことに由来します。

第1次南極観測隊が日本を出発したのは1956年。
人類が初めて宇宙に着くより先に、宇宙よりも遠い場所(南極)に、日本も観測に行っていたのですね。

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初期観測隊の苦労は、想像を遥かに超えるものだったのだと思います。
それから60年、今では船も基地も大きく安全になり
日本の南極観測は世界でもトップクラスの成果を上げる程までになりました。

「南極は地球と宇宙をのぞく窓」
これは、南極で観測をする意義について、本吉洋一 極地研広報室長から
教えてもらったフレーズです。

南極観測から分かる事、それは地球・宇宙を知る大きな手がかりとなります。
みなさんも、南極・北極科学館で宇宙をのぞいてみませんか?



【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-10.5℃ 
風向・風速:東北東7.8m/s 
日の出:8:05
日の入:16:36

【東京都立川市】午前10時 
天気:くもり
気温:12.2℃