おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
本日も晴天!
秋の空は空気が澄んでいて高く広く見えますね。
科学館の空にも、今日は流れ星の様な飛行機雲がくっきりと見られました。
上空の湿度が高く、気温が低い時に出来やすいそうです。
では、南極上空にはどんな雲が浮かんでいるのでしょうか。
これは「極成層圏雲(きょくせいそうけんうん)」です。
超低温の大気で発生するとても珍しい雲です。
こちらは雲ではなく光。
太陽の周りに光の輪が現れる「日暈」です。
上空に薄い雲がかかっている場合、光が上空の薄い雲の中にある氷の粒に反射・屈折して起こる現象です。
南極で見られる雲は、どこか神々しい…ですね
南極と日本、遠くはなれていても一つにつながっている空。
秋の空の眺め方も、角度や気持ちをかえる事で、色々なものが見えてくるかもしれませんね。
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:吹雪時々曇り
気温:-3.3℃
風向・風速:北東16m/s
日の出:1:27
日の入:22:54
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:8.2℃