こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

朝から快晴なのはいつ振りでしょう…
明るい陽の光が貴重なものに感じられますね。
とはいえ長雨の間に季節が進んだようで、風は冷たいですね。
体温調節に気をつけたいところです

第59次南極観測隊はいよいよ来月、南極へ向け出発する予定です。
観測隊は毎年11月に日本を出発し、オーストラリアまで空路で行き、
先に日本を出発していた観測船「しらせ」に乗り込みます。


その後しらせは氷海に入り、南極にある日本の基地・昭和基地への接岸を目指します。
(しらせが接岸を果たすのは12下旬から1月のはじめ頃です)
隊員は先にヘリコプターでしらせから昭和基地へ移動します。

しらせは厚い氷に囲まれた場合、一度後退してから勢いをつけて前進し、
船を氷に乗り上げ氷を割る「ラミング」という方法を繰り返し、
少しずつ基地周辺へ近づきます。

このように、厳しい環境である南極への道のりもまた、長く厳しいものなのです。

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↑昭和基地に接岸中のしらせ


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-12.9℃ 
風向・風速:東 6.3m/s 
日の出:4:11
日の入:20:06

【東京都立川市】午前10時 
天気:晴れ
気温:15℃