おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
今日から6月がはじまり
関東も梅雨の足音が聞こえてきたようですね。
昨日から昭和基地も極夜にはいり
季節の変わり目を感じます。
本日6月1日は「気象記念日」です
1884年のこの日、日本で最初の天気予報が出されたことに由来します。
南極の昭和基地での気象観測は1957年の第1次隊より今日まで継続されています。
気象観測隊員が24時間、毎日観測しています。
【2014年・昭和基地NOW!より】
ゴムでできた気球に、空気より軽いヘリウムガスを入れ
気象観測機器をつけて放球し、そのデータを基地で受信します。
これらの観測データは、気候変動の調査・研究に活用され
同時に観測隊の基地周辺での活動を支援するのにも利用しています。
昭和基地でもこの日を記念してお祝いをすることもあるようです
【昭和基地NOW!より】
http://www.nipr.ac.jp/jare/now/back58/20170601.html
いまではインターネットですぐに天気予報がチェックできる
便利な時代になりましたが、その裏で毎日観測をしてくれている人たちに
感謝したい…そんな風に思う1日でした。
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもりのち吹雪
気温:-16.3℃
風向・風速:北東5.3m/s
★極夜2日目
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:24.1℃