こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

東京は梅雨入りまで秒読みですが、現在冬に向かっている南極では
「極夜(きょくや)」という、特殊な時期に突入します。


極夜とは、太陽が沈んだまま昇らないことをいいます。
およそ1ヵ月半もの間、夜が続くのです

K006_5m_2↑沈む直前の太陽。蜃気楼によって四角く見えています。

これは、地球が太陽に対して23.4度傾いた状態で回っているために起ります。
極夜の時期は、日光が大地をあたためないため、寒さはより厳しくなります

 

 これが、まさに今日からなのです。
南極で活動中の隊員たちは、しばし太陽とお別れ…
精神衛生の意味も含め、南極の冬至(日本の夏至)の頃、昭和基地では
「ミッドウィンター祭」というイベントを開催しています。

ちなみに現在北極は反対に、太陽が昇ったまま沈まない「白夜(びゃくや)」です。
北極ライブ映像は、極地研HP左下よりご覧下さい↓
http://www.nipr.ac.jp/


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-15.7℃
風向・風速:東南東3.6m/s

★極夜1日目

【東京都立川市】午前10時
天気:くもり
気温:24.4℃