おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です!


暖かい日が数日続いていましたが、
師走らしい寒さがもどってきましたね。
足元が冷えると勤務中にもかかわらず
コタツが恋しくなってしまいます。


昭和基地のお天気はどうでしょう?


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り
気温:-4℃  
風向・風速:北東 4.7m/s 
白夜 17日目

【東京都立川市】午前10時 
天気:曇り
気温:6℃

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南極観測船『しらせ』は順調に南下中のようです。
南緯40度を超えて暴風圏に入ったところでしょうか?
暴風圏では、ピッチング(縦揺れ)、ヨーイング(左右揺れ)、
ローリング(横揺れ)などの揺れが大きくなります。
現『しらせ』は、こうした揺れを減らす装置などが装備され
以前より揺れは少ないようですが・・・
それでも、乗り物酔いする人にとってはツラそうですね。

さて、科学館のほうは、
年内のイベントも残すところあとわずかとなってきました。


今日は18時半から立川市女性総合センターで
立川市協働企画の公開講座が開催されます。
今回のテーマは「氷河から見つかる化石花粉のDNA研究」
講師に極地研・気水圏研究グループの中澤文男助教を迎え、
その研究の歴史と最新の成果について解説していただきます。


中澤助教は、氷河に含まれる花粉に着目し、
長時間冷凍保存された花粉のDNAを分析、
得られた遺伝情報を利用して植生変遷、古気候、
古環境変動の研究に取り組んでいらっしゃいます。

個人的にもとても興味があり、ぜひ参加したい講座です。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
 
12月7日(水)18:30~20:30
「氷河から見つかる化石花粉のDNA研究」
講師:気水圏研究グループ 中澤文男助教
申込:立川市生涯学習推進センター(042-528-6872)
会場:立川市女性総合センター・アイム(立川駅北口より徒歩10分)
定員:40名

受講料は無料です。