おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
先日(12/20)立川市協働企画公開講座極域科学シリーズを開催しました!
この講座は、立川市教育委員会、市民推進委員会、そして極地研究所の協働企画の公開講座です。
「極域における最新の研究テーマとその成果」について、極地研究所の研究者が詳しく紹介します。
極域科学シリーズは、毎年度6回の講座を開催しており、昨日は今年度の第3回目。
会場は勉強熱心な方で賑わっていました。
寒い中ご参加いただきありがとうございました!!
講師は国立極地研究所 生物圏研究グループ 渡辺佑基 准教授です!
「南極の氷がなくなるとペンギンはどうなるの?」というタイトルで
世界の海で観測をして得られた研究成果をお話していただきました。
生きものがいつどこで何をしているのか?
それを知るために開発されたのがこの「バイオロギング」という調査方法です。
GPS、深度記録計、ビデオカメラなどの装置をとりつけ、位置や動きなどの情報を
それに記録させます。そして、回収した記録から、生きものの行動を詳しく調べるのです。
実際にペンギンやホオジロザメに取り付けたバイオロギングによって撮影された映像を目の当たりにして
参加者からも「おおー!」と驚きの声が聞かれていました。
科学館でも、ペンギンのバイオロギング映像が見られますので
ぜひ遊びにいらしてください♪
極域科学シリーズの後半3回は12月11日から募集を開始しています。
既にたくさんの申込があるそうなので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。
※申込は立川市生涯学習推進センター(042-528-6872)です。
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ一時曇り
気温:-0.7℃
風向・風速:東北東 6.6m/s
日の出:−−−−
日の入:−−−−
白夜30日目!
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:4℃