こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
台風一過の名残のような暑さが今日も続きそうですね。
そろそろ体も秋の気候に慣れ始めているときなので
健康管理を心がけたいところです
さて先週9/16に、スライムを使って氷河の流れを再現する
「氷河の流れを見てみよう!」というイベントを開催しました。
本日はその模様をお伝えします
氷の研究者である矢吹氏に加え
今回は特別に、元極地研所長・藤井理行氏の解説付きで
大人の方もお子さんも興味津々
氷河の流れがつくるU字谷という地形、
氷河が削った堆積物が土手をつくったモレーンと呼ばれる地形、
氷河によって運ばれ、氷河がとけた後に取り残された迷子石の話…
「氷河は温暖化の影響を受けて刻々と変化し、様々な表情をみせるんです」
氷河に見立てたスライムを流します。
どんなふうに流れるのか、特徴は?温暖化するとどう変化する?
目印のシールやたくさんのビーズをのせて、
またスライムの上下に水を流して、再現してみました。
このイベントを目指してご来館された方もいらっしゃったくらい
大人気だった氷河の実演。
夏中、たくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました!
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:吹雪時々雪
気温:-14.0℃
風向・風速:北東15.9m/s
日の出:6:21
日の入:18:12
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:24℃