4/19(月)に開催された、南極観測船しらせの体験航海に参加しました!
しらせは昨年11月に日本を出発して南極に向かい、4/14(木)に
航海を終えて晴海埠頭に帰港したばかり。
往路は、第57次南極観測隊を南極昭和基地まで乗せて行き、
復路は第56次越冬隊と第57次夏隊を乗せて帰って来ました。
厳しい任務を終えてすぐのしらせの体験航海!
お天気にも恵まれて気持ちの良い航海となりました。
当日の航海日程は…
8:30 晴海埠頭にて乗艦受付開始
10:00 晴海埠頭出港
14:00 横須賀港入港
晴海埠頭にて停泊中のしらせ。大きい~!
整理券を持って乗艦。そして、出港!
ブリッジの様子。前方確認中。
お台場付近を通過。
中央に見える船は、初代の南極観測船「宗谷」です。現在は船の科学館で一般公開されています。
それにしても、しらせと比べると…とても小さい!
こちらは、南極・北極科学館に展示されている観測船の模型です。
右下が宗谷、左上が現在のしらせです。
大きさを比較すると、違いは一目瞭然ですね。
第1次~第6次隊(1956~1962年)の観測隊員は、このような小さな船で南極に行ったのですね…。
まさに命がけの航海だったのでしょうね。
レインボーブリッジの下を通過。
羽田空港付近を通過。飛行機が飛んで行くのが見えました。
隊員室の様子。なかなか快適そうです。
観測隊員や物資を運ぶヘリコプター。ブレード(回転する翼)がとても大きくてびっくり。
こちらは救命艇。いざというとき、どこに誰が乗るか、しっかり決まっているのだそうです。
定刻通りに横須賀港に入港。
艦内を見学して道に迷ったり、急な階段をはぁはぁ言いながら上り下りしたり、
甲板で海を眺めたりしているうちに、あっという間に横須賀に到着しました。
全く揺れはなく、船に乗っているということ忘れるくらい快適でした。
しかし、このしらせでも暴風圏では大きく揺れるそうです。
今回の体験航海では、しらせ乗組員の方々のお話も聞くこともでき、
とても貴重な経験をさせていただきました。
南極観測は、観測隊員だけでなく、しらせの乗組員や多くの方々の力があってこそ、
成し得ることなのだと実感しました。
しらせの皆さん、ありがとうございました。
これからもお仕事がんばってくださいね!
最後に。
艦内に展示されていた南極の氷。
小さなお子さんたちが大喜びで触っていましたが、
南極の氷は南極・北極科学館にもありますよ~!
ぜひ触りに来てくださいね。