こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
ぽつり、ぽつりと落ちてくる枯葉を見ては
4月の流れるような桜の花びらを思い出します。
(年末は感傷的になるのでしょうか…)
循環、繰り返し、だけでは言い表せない、
季節や自然の巡りにはあたたかさを感じます。
そんな、自然や地球が「生きている」意識になるのも
やはりこの科学館で日常的に極地や自然について
見聞きしているおかげです
はじめの頃、極地に赴いた人たちと出会うたびに
スゴイ!あんな壮大な世界を知っているんだ…
と感動を覚えていました。
そしてしばらくしてから気づいたこともありました。
大きな世界の研究者は、小さな世界も
同じくらい大切に見つめているのでは?と。
地球、宇宙…
巨大なものを扱い、はるか遠くを見つめているようで、
実際の調査・研究は途方もなく緻密であったり地道であったりして
自分の手もとや足もとにじっと目を凝らしている…
そんな気がしたのです。
私が科学館で触れているのは
研究のほんの一部分に過ぎませんが
それぞれの分野のつながりや共通の熱意も感じます。
…こんなことを思って過ごす年末は初めてです
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:1℃
風向・風速:東 5.6m/s
白夜32日目
【東京都立川市】午前10時
天気: 晴れ
気温:11℃