おはようございます
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

3月がスタートしましたね!
昨夜からの雨から一転、急速に晴れてポカポカ陽気になりそうです
あと1ヶ月もすると満開の桜が見られるでしょうか。

さて今日は北極の植物のお話です

北極の高緯度の地域の土壌は「永久凍土」と呼ばれる
温度が0℃以下の土壌があります。

そこには背の低い木や草、コケなどしか生えませんが
太陽の沈まない白夜(びゃくや)になる真夏には永久凍土の表面がとけ、
植物がいっせいに芽吹き、花を咲かせるものもあります。

Photo コケマンテマ


Photo_2 ムラサキユキノシタ


Photo_3 タカネマンテマ


これが北極?!と驚く、花畑のような眺めも
165m_2 ヤナギランの仲間


凍てついた世界もこんな姿を見せる季節があるのですね。
春間近の今、土の中で人知れず成長している芽を感じて過ごしたいと思いました


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り
気温:-2.9℃ 
風向・風速:東北東5.8m/s 
日の出:5:02
日の入:20:04

【東京都立川市】午前10時 
天気:雨のち晴れ
気温:15.3℃