こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

朝から雨がしとしと降っていた立川でしたが
開館の10時を過ぎると雪に変わっていました

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カラフト犬達には雪がよく似合います

雪の成分は、主に水です。
中に、空気中に漂っている細かな物質が入っていることもあります。
雲の中で小さなチリのようなものが核となって氷の粒ができ、
その氷の粒の周りで氷が成長して雪の結晶となります。

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提供:第57次 竹中隊員


南極の氷は、雪が押し固められてできたものです。
気温が低いために、夏でも雪がほとんど融けず
新しく降り積もった雪は、古い雪の上にどんどん積み重なり、
雪から氷へと除々に変化していきます。

その氷が海におし出されて割れた氷のかたまりを
氷山と呼びます。

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水面上には約10%出ているだけで、大部分は水面下にあります。
「氷山の一角」も納得ですね。

極地研究所では、南極や北極の雪や氷の研究・観測をしています。

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どんな研究をしているのか?
雪や氷を調べてどんなことが分かったのか?
科学館で詳しく紹介しています。

1/24(金)には氷についてのサイエンスカフェ

「なぜ氷はよく滑るのか」講師:富山大学名誉教授 対馬勝年

を開催します!

ぜひ、こちらにもご参加ください♪

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:-1.8℃
風向・風速:北東5.5m/s
☆白夜58日目

【東京都立川市】午前10時
天気:雪
気温:3.4℃