ちょうど半年前に、南極の冬~極夜(きょくや)についての記事を書きました。

今日は、南極の夏~白夜(びゃくや)のことをご紹介します。

日本は日に日に寒さが増していますね。
本格的な冬の到来です。
南半球の南極は、日本とは逆に真夏を迎えようとしています。

南緯69度の昭和基地は11月22日から白夜になりました。
一日中太陽が出ていて、明るいです。
白夜は来年の1月20日まで続きます。
新年を迎えても、「初日の出」まで20日も待たなくてはいけないんですね。

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▲白夜の「沈まぬ太陽」
地平線の近くまで沈みますが、そのまままた昇り始めます

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▲全天で見ると、こんな感じです

白夜の頃の越冬隊員たちは、次の隊を迎える準備で大忙しです。
12月の中・下旬には56次隊のメンバーが合流し、一気ににぎやかになります。
次の越冬のための準備や建築作業・野外観測・引継ぎ業務など、やらなければならないことが山のようにあります。
明るい時間が長いので、つい働きすぎてしまいそうですね。

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