こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

台風がまた近づいていて
雲行きの怪しい立川市です。

昭和基地のほうはどうでしょう?
さっそくお天気を見てみましょう!

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:吹雪
気温:-20℃ 
風向・風速:北北東 10.8m/s 
日の出:7:12
日の入:17:29

【東京都立川市】午前10時
天気:曇り時々雨
気温:31℃

今日も風が冷たそうな昭和基地です・・・
比較的あたたかく風の弱いところにある
昭和基地ですが、年間20~30回ほど
ブリザード(雪嵐)の状態になります。
ブリザードの特徴は強い風の他に激しい降雪、
吹き飛ばされる雪で視界が悪くなることです。

昭和基地のブリザードは、その強さによって
3つのランクであらわされます。

〔階級、視程(見える距離)、平均風速、継続時間〕

A級:100m未満、25m/s以上、6時間以上
B級:1km未満、15m/s以上、12時間以上
C級:1km未満、10m/s以上、6時間以上

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時には足元も見えなくなったり・・・大変危険なため、
隊員の外出も制限されます。
基地内には、建物の間をロープでつなぎ、必ず
建物に戻れるようライフロープがはりめぐらされていたり、
隊員の身を守るための様々な工夫がされています。