こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

寒風吹き荒ぶとはまさに…。
いいお天気ですが、体感温度が低いですね

昭和基地はどうでしょうか?


【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:吹雪
気温:0.3℃ 
風向・風速:北東17.4m/s 
日の出:2:21
日の入:22:43

【東京都立川市】午前10時 
天気:晴れ
気温:7.7℃


吹雪!風速17.4m/s!
う。。なにも言えなくなります。
(ちなみに今日10時の立川市の風速は4m/s)

吹き荒んでいるのは南極のほうでした。


でも今日は、南極・昭和基地にとって記念すべき日

南極に昭和基地が開設されたのは1957年1月29日。
今日でちょうど62年を迎えたのです!

南極・東オングル島に4棟の建物を建て11人が越冬して始まった昭和基地は、
通信室、医務室、食堂などがあり昭和基地のシンボルとなっている管理棟をはじめ、
今では60棟を越す建物が建ち並んでいます。

また観測設備のほかにも娯楽室など、苛酷な南極での活動のなかで
観測隊が快適に過ごせるような設備も整っています。


最新の「基本観測棟」は、
気象棟・地学棟・電離層棟・環境科学棟を統合した高床式の建物です。

建設の様子は『昭和基地NOW!!』58次隊の記事をご覧ください↓
https://www.nipr.ac.jp/jare/now/back58/20170918.html

現在の60次隊が内部を仕上げ、次の61次隊から本格始動する予定です。


このように、世界有数の科学基地になった昭和基地。
さらなる発展が期待されますね