こんにちは！
国立極地研究所　南極・北極科学館です。

今、科学館のホールでは、第9次南極観測隊に贈られた
秩父宮記念学術賞のメダルを展示しています

 
 

「秩父宮記念学術賞」は、学術の振興をはかり、
研究者を支える活動をしている日本学術振興会が
1963年（昭和38年）から1995年（平成7年）まで制定していた賞です。


名誉会員であった秩父宮殿下が山に造詣が深かったことから、
山に関係した研究業績を対象に、毎年1件授与されていました


1971年（昭和46年）には、南極点往復旅行を成し遂げた功績を讃え、
第9次南極観測隊に贈られました。


南極点往復旅行は、3台（途中までは4台）の雪上車で、様々な観測をしながら
141日かけて南極点までの往復約5200kmを走破した偉業です

年季の入ったメダルから、南極観測の歴史の重みも感じます。

同じケースに展示している雪上車の模型や、
観測船「ふじ」時代に作られたペンギンマスコットのエピソードもあわせてご覧くださいね

ご来館をお待ちしております！

 
協力：極地研アーカイブ室



【南極・昭和基地】午前4時（日本時間：午前10時）
天気：晴れ
気温：-6.3℃
風向・風速：東9.1m/s
日の出：3:04
日の入：21:06

【東京都立川市】午前10時
天気：晴れ
気温：17.6℃