こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
「科学館西側のカラフト犬ブロンズ像」
科学館には、南極で越冬した19頭のカラフト犬についての展示があります。
南極観測の草創期、犬橇(いぬぞり)隊として活躍した犬たちを一頭ずつご紹介します。
第四回目 『ペス』
ペスは温和で忠実な性格で、
おとなしすぎてあまり目立たない犬だったようです。
そしてよくそりを曳きました。
とても大きく見えるカラフト犬ですが、その体重は
30kg~40㎏です
当時はこのようにして体重を量っていました。
ぶら下がっている姿が可愛いです。
犬たちの健康管理も隊員の大事な仕事だったんですね。
科学館では犬たちを乗せた第一次南極観測隊が
昭和31年11月8日に東京・晴海を出航する映像もご覧頂けます。