こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
今日は、S-160A型オーロラ観測ロケットをご紹介します。
一昨日2月10日は、1970年に第11次南極地域観測隊が観測ロケットを
初めて打ち上げた日なのです
速くて複雑な動きのオーロラ。
オーロラの中に観測器を持ち込み、直接観測したいと研究者は考えました。
しかし、オーロラの高さは100㎞以上…。
直接観測するためには、ロケットが必要です。
第1次南極観測隊長をつとめた永田武東大教授(初代極地研究所長)は、
南極でのロケット観測を計画しました。
多くの苦労の末、1970年1月、昭和基地にロケット観測設備が完成。
2月10日に1号機が打ち上げられました。
南極・北極科学館に展示されているロケットは、その実寸模型です。
その後1985年まで、大型のロケットがオーロラの中に打ち込まれ、
研究が進みました。
オーロラ観測ロケットと、昭和基地で撮影されたオーロラの映像を
南極・北極科学館でぜひご覧ください
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り
気温:-0.5℃
風向・風速:西北西13.1m/s
日の出:3:41
日の入:21:27
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:4℃