こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
まだ冬は始まったばかりだというのに…
すでに一日3つカイロを使っています(貼る&貼らない&足用)
先が思いやられます。
さて、今日は極地の防寒具についてご紹介したいと思います
展示室を入って左奥、雪上車の手前には
第1次南極観測隊で使用された防寒具(写真左)と、現在の防寒具(右)が展示されています。
1次隊の防寒具は天然繊維を使ったものが多く、
水鳥の羽を断熱材にした羽毛服や、アザラシの皮を使った防寒靴を使用していました。
その後、化学繊維の防寒具が普及し、
現在では機能性とデザイン性を兼ね備えたものが用いられるようになりました。
防寒靴も軽くて機能性に優れており、多くの外国隊でも使用されています。
また、国内の冷凍庫作業用としても常用されています。
こうして見ると、1次隊の防寒具もボリュームがあり、
顔周りや靴に毛皮が使用されているためか、かなり暖かそうな印象ですね。
現在の防寒具は実際に着用いただけるコーナーがありますので
その暖かさを体感してみてくださいね
ご来館の際は、南極観測の歴史のなかで進化を遂げた防寒具にぜひご注目ください
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り
☆白夜15日目
【東京都立川市】午前10時
天気:曇り
気温:7.9℃