こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。


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「科学館西側のカラフト犬ブロンズ像」


科学館には、南極で越冬した19頭のカラフト犬についての展示があります。
南極観測の草創期、犬橇(いぬぞり)隊として活躍した犬たちを一頭ずつご紹介します。




第五回目 『ベック』
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副先導犬をつとめたベックですが、越冬中に病気になって亡くなりました。


犬たちが実際に橇(そり)をひいている様子はこちら!

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犬橇が雪上車と異なるのは、走っていてここは氷が薄いとかこの先は危ないとか、
足の感覚で読み取り、危険を事前に避けることが出来たことでした。


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科学館では犬たちを乗せた第1次南極観測隊が
昭和31年11月8日に東京・晴海を出航する映像もご覧頂けます。


そして・・・
ことしも第56次南極観測隊を乗せた南極観測船「しらせ」が、
11月11日に東京港晴海埠頭から南極に向けて出向します!