こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
今日から9月がスタートしましたね。秋の風が吹きそそぎ、心地よく感じますね
北極では、夏になると氷がとけて海面が姿を見せます。
そして9月中旬頃にその年の海氷の最小面積を記録します。近年、地球温暖化により、この夏の間の海氷が減ってきていると言われています。
観測史上、海氷面積が最も小さくなったのは2012年の318万㎢です。昨年(2016年)は例年と比較してかなり早い時期(9月7日)に最小面積を記録し、402万㎢という史上2番目の小ささとなりました。
こちらが2012年の海氷最小面積です。
オレンジ色の線は1980年代の海氷面積なので、比べてみると一目瞭然!ですね。
今年は何日が北極海の最小面積を記録するのか?北極の研究者も注目しています。
科学館では、ADS(北極域データアーカイブ)で最新の海氷面積を見ることが出来ます!
将来、北極の氷がどうなるのか?それによって世界の気候がどんな影響を受けるのか?
南極・北極科学館が地球の将来を考えるきっかけになれば、嬉しく思います
最新の北極海氷面積はこちら↓からもご覧いただけます!
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【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:吹雪
気温-18.7℃
風向・風速:北北東 11.9m/s
日の出:7:40
日の入:17:05
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:21℃