おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です!
今朝は曇り空で、肌寒く感じられる立川市です。
ゴールデンウィークは良いお天気になるといいですね!
先日、『しらせ』の体験航海に行ってきたという事もあり、
今日は科学館の館外に展示してある南極観測船『しらせ』の
スクリューブレードのご紹介をしたいと思います。
船が動くためには、推進力という船を進める力が必要になります。帆船などでは風の力を帆に受けて、前に進みます。
ボートなどの小さな船では、オールをこいで前に進みます。
『しらせ』は、電気の力でモーターを動かし、
スクリューを回して進みます。
国立極地研究所の南極観測センターの入り口には、
初代『しらせ』のスクリューブレード(防衛省貸与)が置かれています。
初代『しらせ』は3つのスクリューを持つ3軸で、
1つのスクリュープロペラは4枚羽構造となっています。
(ちなみに新『しらせ』は2つのスクリューを持つ2軸です。)
科学館の模型を見ていただくと、わかりやすいと思います。
このスクリューブレード(羽根)はチタン合金で、
高さ2.1メートル、重さ3.4トンと、
実際にご覧いただくとわかりますが
かなり大きくずっしりとした構えになっています。
ちょっと科学館からは離れた、わかりにくい場所にありますので、
ご覧になりたい方は、ぜひ科学館スタッフにお問い合わせください。
今日もご来館をお待ちしています。