こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です!
12月も半ばに入り、何かと忙しい時期ですね。
年賀状、大掃除、お正月準備・・・
何もできていなくて、気持ちばかりが焦ります。
昭和基地のほうはどうでしょう?
白夜も24日目となり、昭和基地の
第57次越冬隊の皆さんも、
だいぶ夜が恋しくなっていることでしょう・・・
さっそくお天気を見てみましょう!
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:-3℃
風向・風速:北東 3.6m/s
白夜 24日目
【東京都立川市】午前10時
天気:雨
気温:9℃
今日12月14日は『南極の日』と言われています。
1911年のこの日、ノルウェーの探検家アムンセンと
4人の隊員が、人類で初めて南極点に到達したことに
由来するそうです。
日本にも世界の探検家と肩を並べる偉大な探検家がいますね。
日本人初の南極探検を行った白瀬隊の隊長、白瀬矗です。
わずか204トンの漁船を改修した開南丸で南極大陸に向かい、
日本人として初めて南極大陸に上陸した冒険は、
世界の探険史に残る快挙でした。
科学館脇には、2012年に建立された白瀬日本南極探検隊
100周年記念モニュメントがあるのをご存じでしょうか?
このモニュメント「極光」は、122枚のステンレス板からなる
DNAと同じ二重らせん構造になっています。
秋田大学の石井宏一准教授のデザインによるもので、
「多くの困難を乗り越えた白瀬矗の遺伝子を未来に受け継いで」
という思いが込められています。
極地研究所には、白瀬矗の遺伝子を継承する
研究者や観測隊員が、たくさん集まって
前人未到の領域を目指しているのです・・・
『南極の日』を、日本で一番南極に近い場所?(南極・北極科学館)
で過ごしてみるのはいかがですか?
ご来館をお待ちしております。