こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。
先週の金曜日(7/20)に、サイエンスカフェを開催しました。
講師はこの方!
「南極で重力をはかりました~それで何がわかるの?~」というテーマで、
ご自身の研究内容と、参加された第59次南極地域観測隊(夏隊)での観測について、
詳しくお話をしてくださいました。
重力のお話はなんだか難しそう…と思っていましたが、
青山先生の説明がとても分かりやすく(途中難しい数式が出ましたが…)、
「重力」に興味が持てました!
そして、南極氷床のお話。南極でなぜ重力をはかるのか…この氷床が重要です。
ちょうど、今、当館で開催中の企画展示「雪と氷の大ぼうけん~雪と氷のひみつ~」にも
関連のある内容でした。
重力計も持って来ていただきました!
南極で実際に使用したものだそうです。
初めて見る地震計に、皆さん興味津々…。
地球の万有引力と、自転による遠心力の合力である、重力。
普段当たり前にあって、感じることもないですが、
この重力を調べることによって、地球内部の物性がわかったり、
南極氷床の質量の増減がわかったりするのです。
重力観測は、地球環境の変化をとらえる目となるのですね。
初めてサイエンスカフェに参加してくださった方からも、
「とてもわかりやすくて楽しかった」というお声をいただきました。
ご参加いただき、ありがとうございました!
8月4日(土)の極地研究所の一般公開でも、サイエンスカフェを開催しますよ!
プログラムはこちらからご確認ください↓
http://www.nipr.ac.jp/tanken2018/program.html
盛りだくさんの内容です。ぜひ一般公開にもご来場ください
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-19.1℃
風向・風速 :東1.5m/s
日の出:10:43
日の入:14:14
【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:32.0℃