こんにちは!
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

先日11/16(土)、サイエンスカフェを開催しました!
「研究とアートの接点〜南極の氷山は版画家にどう見えたか〜」

講師は、国立極地研究所 南極観測センター 橋田元先生。
橋田先生は第62次南極観測隊の隊長になることが決まっています

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「旅する版画家」と呼ばれたヨルク・シュマイサーが
オーストラリア南極観測隊に参加した時の足跡を辿りながら、
アーティストが南極観測プログラムの中で
どのような活動を行っているのかを紹介する内容でした。


先生私物のヨルク・シュマイサーの版画作品が会場傍らに展示され、
スライドでも次々に紹介されました。


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氷山など南極の風景を繊細かつダイナミックに表現しています。

時間の経過を描いた作品が多いというヨルク・シュマイサー。
南極でも、目に見えるもの、見えないものの移り変わりを感じ取っていたのでしょうか。

絵の中に所々、日記のような記述もあり、アーティストならではの記録としても貴重ですね。


また、最近ではユーチューバーも南極に行っている!というお話や、
日本の観測隊でアーティスト派遣が行われていないのは選考基準が難しいため、というお話も。


参加された方から、いつもと一味違った内容で興味深かったと大変好評でした!
秋にふさわしく、芸術の香り漂うサイエンスカフェでした

 
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橋田先生、ご参加くださった皆様、ありがとうございました

今後のイベント予定はこちらをご覧ください☆

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-8.9℃
風向・風速:東北東8.2m/s
日の出:1:10
日の入:23:03

【東京都立川市】午前10時
天気:晴れ
気温:15.5℃