おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。


底冷えの寒さがつらい毎日です。
こんな日は体の芯から温まりたいですね~

ということで、今日は南極観測隊名物のお酒
コンクウィスキーをご紹介します。
コンクというのは濃縮という意味で、
文字通り濃縮されたウィスキーのことです。
もともとは第1次隊の時に、宗谷に積み込む
荷物の容量を減らすため、濃縮されたお酒にすればいい、
という発想で持ち込まれるようになったようです。

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荷物を減らすためのコンクウィスキーでしたが・・・
内陸では気温が低くビールや日本酒では
凍ってビンが割れてしまうため、高濃度で
アルコール度数の高いコンクウィスキーが
選ばれるようになったようです。

想像しただけでちょっと体が温かくなってきませんか?
では今日の昭和基地のお天気を見てみましょう。
 

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:くもり
気温:2℃
風向・風速 北東9.7m/s   
白夜55日目

【東京都立川市】午前10時   
天気: 晴れ
気温:3℃


本日15時から科学館隣のサザンクロスで
地圏研究グループ・三浦准教授による
サイエンスカフェを開催いたします!
テーマは「江戸東京の地形と北極・南極の地形を繋ぐもの
ー第四紀の海面変化と氷床変動の歴史ー」です。
申し込み不要ですので、お気軽にご参加ください。


皆さまのご来館をお待ちしています。