おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です。

関西では台風が、北海道では大きな地震もあり、
大変な思いをされている方も多いかと思います。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

今日の東京は残暑が厳しい一日になりそうです。
少しでも涼んでいただくために、今日は「氷山」のお話を

南極大陸は広大な氷(氷床)におおわれています。
この氷は降り積もった雪が長い時間をかけて押し固められてできたものです。

氷床は低い方へとゆっくり移動して、やがて海に出て行きます。
これが「氷山」です。

氷山は大きなものでは長さや幅が数百kmにもなります。
「氷山の一角」という言葉もあるように、海上に見えるのはその一部で、大部分は海中にあります。

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太陽に照らされ幻想的に色づく氷山

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兄弟のように並んでいるものもあれば…

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先がとがっている形の氷山も!!

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こちらは、テーブルのようにてっぺんが平な形をしている「テーブル型氷山」です。
南極には、棚氷から分かれたこのテーブル型氷山が多く見られます。

南極・北極科学館では、極地の雪や氷のヒミツを企画展示で紹介しています!
http://www.nipr.ac.jp/science-museum/event.html#kikaku

期間も9月29日(土)までと、残りわずかになってきました。
是非この機会に、科学館で雪や氷について学んでみませんか?
皆様のお越しをおまちしています!

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:晴れ
気温:-20.2℃
風向・風速 :東北東1.9m/s
日の出:7:10
日の入:17:30

【東京都立川市】午前10時 
天気:晴れ
気温:28.7℃