おはようございます。
国立極地研究所 南極・北極科学館です!
雪の予報はなくなりましたが、
底冷えする寒さの立川市です。 
 
現在開催中の冬の企画展示では
『南極観測隊と動物たち』というテーマで
観測隊とともに南極へ行った動物たちにスポットをあてています。
その中でも主役ともいえるのがカラフト犬。

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寒冷地生まれの樺太犬は寒さにはめっぽう強いのですが、
汗腺が無く分厚い毛皮で全身覆われているため、
暑さにはとても弱く、10度を超えると体力を消耗してしまいます。
白瀬隊が連れて行った樺太犬は、開南丸が南下すると
厳しい暑さにどんどん衰弱してしまい、南極圏に到達した時には
1頭だけになってしまいました。

 
 
そのため第1次南極観測隊の時の「宗谷」には、
赤道越えのための冷房室が用意されていました。
私たち人間にとっては寒さはつらいものですが、
カラフト犬にとっては寒い方が快適に過ごせるようです。
 
 
では昭和基地のお天気を見てみましょう!
 
 
【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り一時雪
気温:-1℃ 
風向・風速:北北東8m/s 
日の出:−−−−
日の入:−−−−

白夜45日目!

【東京都立川市】午前10時 
天気:晴れ
気温:3.4℃
 
 
ご来館をお待ちしております。