教員南極派遣プログラムBLOG

野外観測取材≪スカルブスネス≫

2022年120日~22日まで、スカルブスネスで調査している重力チームと野外生物チームに同行して南極授業の取材をしてきました。

野外での重力測定(A10)の様子と 岡大輔 隊員
撮影:JARE63 渡邊雅浩(2022年1月20日)

 

新谷隊員、岡隊員の重力チームは、ラングホブデやスカルブスネス等の露岩域に精度の高い重力計を設置し、南極の正確な重力を測定しています。重力計に人の歩く振動などの影響を与えないようにするため、この青いテントには指定された時間以外は近づかないようにしてインタビューをしてきました。

スカルブスネス露岩域で火星候補地の調査を行う 野口里奈 隊員
撮影:JARE63 渡邊雅浩(2022年1月21日)

 

野口隊員は、公開利用研究「昭和基地周辺地域における火星模擬候補地の調査」のため、南極の露岩域で岩石や水のサンプリングをしながら、将来の火星探査に活かす準備を行っています。

岡隊員、野口隊員のお話は、2022年25日(土)の宇都宮大学での南極授業でお話しする予定です。南極授業の準備も大詰めになってきました。楽しい授業ができるようにがんばります。

JARE63 渡邊雅浩)

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