教員南極派遣プログラムBLOG

宇大附属小 南極授業・日本国内での取り組み(宇大附属小)

宇都宮大学共同教育学部附属学校園では、2月7日(月)小3~中3を対象とした、南極授業を行います。
それにあたり、宇都宮大学共同教育学部附属小学校では,5年生の総合的な学習の時間や、各教科の日々の授業において、南極と関連した授業を行います。

宇都宮大学共同教育学部附属小学校の南極授業へ向けた取り組みはこちらをごらんください。

【各教科】日々の授業において、南極との関連を図る話題を取り入れる。

様々な教科・領域で南極に関する授業を行うことで、南極授業を単なる学校イベントではなく、児童一人ひとりが「我が学習」と捉えることができるようにする。
例えば、国語「お気に入りの船」の中で、南極観測船「しらせ」を調べる。理科「水のすがた」で,水道の氷と南極の氷を比べて観察する。等

【5年生】総合的な学習の時間

南極について、実際に南極へ行く渡邊先生の話を聞いたり、雪上車の動きをプログラミングしたりすることを通して、南極や観測隊に興味を持ち、南極の自然環境や南極観測隊の観測活動、設営作業についての追究の過程から、南極観測隊の活動について分析したり関連付けたりして、地球環境や、科学技術について考えると共に、身の回りの環境との関わりを考えることができるようにする。

5年生の総合的な学習の時間の1時間目を行いました。
撮影:宇大附属小(2021年10月19日)

渡邊先生が南極に行く前に、「南極ってどんなところなのか」や、「渡邊先生はどうして南極から授業をしにいきたいと思ったのか」、「南極観測隊同行者の候補者になってからどのような訓練をしたのか」という話を聞くことができました。

子どもたちは、渡邊先生から時折出されるクイズを、タブレットPCを使って答えながら、楽しく学習を進めました。
撮影:宇大附属小(2021年10月19日)

 

授業の中では、渡邊先生の話から南極や南極観測隊について興味を持ち、追求活動で深く調べていくための課題を設定することができました。
撮影:宇大附属小(2021年10月19日)

今後、各自が興味を持った内容について、様々な方法で南極について調べていく予定です。

(JARE63 渡邊雅浩

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