こんにちは。
国立極地研究所 南極・北極科学館です!


明日は都心でも雪が降るかもしれない・・・ということですが、
今朝の立川市はすっきり晴れ渡った空です。


昭和基地のお天気はどうでしょう?

【南極・昭和基地】午前4時(日本時間:午前10時)
天気:曇り
気温:-2℃  
風向・風速:東北東11.9m/s    
日の出:3:24
日の入り:21:44

【東京都立川市】午前10時   
天気: 晴れ 
気温:5℃


少し風が強いようですね。


今日は、日本の南極観測を支えている砕氷船、
新『しらせ』のご紹介を少し。

今シーズンは、航路上の氷厚が比較的薄く、
往路のラミング回数は114回でした。
例年にはなく少ないラミング回数に驚きました。
ちなみに往路のラミング数は第55次隊では2227回、
第56次隊で3187回、第57次隊では931回でした。

(ラミングとは勢いをつけて氷に乗り上げ、船体の重さで
氷を砕いて進む砕氷行動のこと。)

南極では海氷上にも雪が降り積もり、それがとけずに
かたい氷のかたまりとなるため、氷は更に割れにくくなります。
また海氷上の雪による摩擦が、南極観測船の行く手を阻みます。

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『しらせ』は、厚さ約1.5mまでの氷を時速約3ノット(時速56km)の
速度で連続砕氷して進むことができますが、
それでも南極大陸に近づいてくると、分厚い氷のため
ラミングしてもなかなか進めなくなります。それらを解決するため
新『しらせ』には散水システムが装備されています。
船首部分の下にある穴から水を放出して、
海氷上の雪をとかして摩擦を小さくするのです。
新『しらせ』は砕氷能力を見ると初代『しらせ』と全く同等のようですが、
この散水システムは日本の南極観測船では初の装備となります。

科学館には、観測船の模型や映像のコーナーもあり、
その構造や性能について詳しく学んでいただけます。

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ご来館の際にはぜひご覧くださいね。

ご来館お待ちしています。